まず、劇場内に入って最初に感じるAKB48公演との違いは、BGMがSDN48やAKB48の曲ではないこと。
オールドスクールのブラックミュージックベースです。
この辺りでSDNの楽曲コンセプトについて少しうかがい知ることが出来ます。
そして、影ナレの後にOvertureから始まるわけですが、ここもAKBとは違ってセクシーで雰囲気のあるものに変わっています。
間違ってもMIX打ったり、叫んだりするべきものではありませんw
そして、1曲「Saturday night party」ですが、幕が開くと5人がマイクスタンドの前に立っている状態から始まります。
このマイクスタンドはフェイクで、ヘッドセットマイクを使っています。
このメンバーは左から穐田和江、チェン・チュー、加藤雅美、畠山智妃、大河内美紗。
まあ、A2と同じでこのユニットから始まるということはこの5人が推されなわけです。
なぜ、スタンドマイクでなくヘッドセットなのかは、振り付け上スタンドマイクでは難しい事がもっとも高いと思われますが、もしかするとスタンドマイクの場合、昔の大径ダイヤフラムを用いた真空管マイクのようなクラッシックな容貌のワイヤレスマイクが無い事も理由かもしれません。
ダイナミックマイクロフォンでもshureのスケルトンとかがありますので、ライブ用に破損の危険が伴う大径ダイヤフラムを使用したマイクを使わなくても大丈夫ですが、僕の知っている限りではクラシックな容貌のワイアレスマイクは見当たりません。
シールドを利用するとなると、ステージングが最も重要となるSDNのステージには難しいかもしれません。
ただ、普通のワイアレスマイクをスタンドに取り付けた状態でも、装飾でそれなりにはなるような気もします。
個人的な印象としては、振り付けはもっとエレガントなものにして、ちゃんとスタンドマイクを使った方が良かったと思います。
今のままだと、ちょっと中途半端に感じます。
2曲目の「Never!」は迫り(せり)を使ってセクシーな雰囲気をかもちだす工夫はいい感じですが、振付全体については・・・
3曲目の「Black boy」は武道館の初日にも披露された曲です。
結構ダンスをフィーチャーされてて、迫力はあるのですが・・・
このユニット前の3曲については個人的に微妙だなと思いました。
特に1曲目は、前に飛んだりするような振りは無くして、振りを抑えて洗練度を上げてエレガントに見せたほうが良いのでは?
やはりセットリストの最初ですから、みんなに与える印象度が高いです。
もっと洗練度が高くなくては、ショーパブのショータイムに毛が生えたようにしか見えないのです。
最初の3曲ではその思いが払拭出来ません。