ZILLY’s blog

過去のさまざまなブログを合体。新しくも書いていきます。

「億り人アンケート」         ~投資はじめました…Vol,12~

 ブログ更新がひと月ほど滞ってしまいました。

このひと月の間、図書館で株の本を借りて勉強したり、証券会社のHPで勉強したり、ネットで勉強したりしながら、少額でノックアウト取引やCFD取引を合わせて100回程度行いました。

 どんな手法を試したのかというと、順張りです。

ダウ理論を利用して、上昇局面、下降局面、反発、反落局面を判断し、流れている方向に賭けるトレード手法でスキャルピング(超短期トレード:数秒~数分間の取引)を行いました。

結果、トータルでは数万円のマイナスになってしまいました…

結局のところ、通常時の振れ幅が小さい状況では、多少勝てる方向に動いても、スプレッド(手数料)幅で吸収されてしまう為、勝率を上げるのが難しくなってしまいます。

つまり、平均線をみると上昇または下降がはっきりと出ている銘柄を探して、しかも「これは間違いない!」と確信できる状況のみで取引をしないと勝つことは難しいようです。

そうなると、専門学校教員と兼業しているような今の状況で順張りでのスキャルピングで利益を出すのは難しく、専業で長時間張り付いてほぼ勝てる局面を見つけ出し、その局面のみで取引をおこなうという方法でないと成立しないのではないかと感じました。

 という訳で、とりあえず現在の状況では別の取り組みを試したほうが良いと思い、また勉強の日々に戻ったのですが、それでちょっと気になるアンケートを見つけました。

それは、億り人へのアンケートで内容は色々とあったのですが、僕が気になったのは「株の購入タイミング」でした。

株の購入タイミングというと、例えば「積み立て」、「上がると思ったから」、「割安だから」、「配当が魅力的だったから」などがあると思うのですが、皆さんはどれに当てはまりますか?

僕は今まで株を買ったタイミングは「上がると思ったから」と「配当が魅力的だったから」と「その年一番良いと思った商品を製造販売している会社だったから」の3つで、特に取引を始めた当初は「上がると思ったから」というのがほとんどでした。

では、億り人の最も多かった回答ですが…



安かったから」だったのです。



皆さんはどうだったでしょう?

同じでしたか?

ちなみに「割安だった」ではないんです、「安かったから」なんです。

実は「この違いが億り人になれるか、なれないかの大きな差ではないのか?」と感じたのです。

というも、僕が最近Twitterで気になっている、たくさんのバガー(株の価格が倍以上になること)を出している方は、完全に底を狙っているんです。
※下げ相場の今年、バガー連発は尋常ではありません。

一般的には、底は誰にもわからないので狙わず、割安と判断したら買い、それでも下がったら買増すという手法が逆張りですが、その人はナンピン買い(下がって買い増しすること)をしないというのです。

底と思って買うので、下がれば判断ミスなので損切りし、また上がっても売らずその後そのまま下がってきて買値を割れば損切りする。

つまり、「あくまでも底を狙う」というのです。

マネするのはとても難しそうな手法ですが、「億り人が答えた『安かったから』ってこれなのでは?」と感じたのです。

 普通、決算後に株価が上がる会社の株をみんな買うのですが、この手法では決算後に株価が下がる会社を狙うのです。

もちろん、業績が悪かったという理由で買っている訳ではないと思うのですが…

ただ、負ける人のほうが多い株取引の中で、普通の人の逆を行っていることは間違いないようです。

あなたはどう思いますか?






続く…