ZILLY’s blog

過去のさまざまなブログを合体。新しくも書いていきます。

OUT OF 48 最終合格メンバーは、こうなって欲しい...

 始まる前には「どうせ、劣化プデュ」と呼ばれた OUT OF 48 。
始まると「やっぱり劣化プデュだった」と言われましたが、最終回を前にして個人的にはそれなりに楽しめましたし、新しい発見もありました。

そしてこういったサバイバル・オーディションではやっぱり自分の評価と本当に選ばれる人との間でやきもきしますね。

すでに個人的には残って欲しかったのに脱落してしまった人もいます。

一般参加者の「若林優奈」とか…

しかし、自分の中で「これは!」と思ったほとんどの人は最終審査まで残りました。

 という訳で、最終的なグループ人数が7人と発表されたので、自分が選ぶとすればどういった7人になるか考えてみました。


 まず、一人目。

① 田中怜衣

 彼女は、AKBの18期オーディションで落ちたそうですが、それはここで選ばれる為だったのではないか?…

 その後大活躍する人が、それ以前に受けたオーディションで落選することはよくあり、有名なところでは乃木坂46のエースの一角「賀喜遥香」は、けやき坂46の2期生オーディションの最終審査で落選しています。

また、ぼく自身が最終オーディションの現場で落選を目撃したのが「影山優佳」です。

 第2回AKBグループ ドラフト会議は最終審査を有明コロシアムで観客を入れ、生中継されました。

さらに、前番組としてドラフト会議候補者を選ぶ工程をTV放送していたこともあり、今やAKBのエースと言っても過言ではない「千葉恵里」や、現在NMBのグラビアクイーンである「本郷柚巴」、加入早々1年でNMBを卒業したことが残念だった「西仲七海」、またHKT48のエース「松岡はな」と共に個人的には間違いなく選ばれると思って、現場で「影山優佳」を応援していたのです。

 ところが青天の霹靂、まさかの落選を目撃し憤慨したわけですが、今となっては「影山優佳」は けやき坂46として選ばれ、日向坂46で活躍する為に「神様が落選させたのでは?」っと思うくらいです。

 そして、そのくらいに OUT OF 48 での「田中怜衣」は特別だと感じています。


 次に選ぶのは…

➁ 久保姫菜乃

 AKB48 18期生ですが、歌&ダンス共に経験が少ないながらここまで残ってきました。

AKBでありながら、AKBとは違う雰囲気を漂わせる彼女は、今までのAKBとは違う、新しいグループにこそ必要では。

彼女も、このタイミングで、このオーディションに参加することが、運命だったのではないかと感じます。


 次に選ぶのは…

③ 永井くるみ

 元々、AKBのようなアイドルには興味がなく、WACK(一般的には解散したBiSHの所属事務所として有名)のオーディションに参加していたとの事。

彼女も 歌&ダンス共に経験が少ないながらもここまで残ってきた。

このオーディションに参加したことで、アイドルに対する考え方も変わってきたようですし、彼女の持つ独特な雰囲気も新しいグループを創る上での力になるのではないかと思いますし、彼女がWACKのオーディションに受からなかったのも、「このオーディションが運命のオーディションだったのではないか?」と思わせます。


 上記の3人は個人的に入って欲しいというより、入れなければ絶対にいけないメンバーで、このグループの成功を左右するのではないかと感じています。



 そして、次に選ぶのは…

④ 佐藤綺星

 全てをこなせる優等生でありながら、実力以外の魅力の部分でも素晴らしいものを持っている。

AKB48 17期生ながらすでにシングル選抜入りしているメンバー。

しかしながら、AKBの手垢はまだそれほどついていないので、このグループが進んでいく上での障害は少ないと思われ、「最終合格メンバーの一角に入ってくるのではないか?」と思わせます。


 次に選ぶのは…

⑤ 下尾みう

 AKB48 元チーム8の山口県代表で、中学生時代から僕も公演やコンサートで目にしていましたが、その頃は個人的な琴線には触れませんでした。

ぼくが「おっ!」と思ったのはAKB48と韓国のオーディション番組がタッグを組んで行った「PRODUCE48」でのパフォーマンス。

僕にとっては「宮脇咲良」、「本田仁美」、「矢吹奈子」が最終的に合格して「IZ*ONE」になったことには驚きませんでしたが、「下尾みう」がオーディション終盤まで残ったのは意外でしたし、その時に見せたセクシーな魅力はAKBでは全く見せなかったものだったので驚いたのです。

この時の経験&AKBでは見せていない魅力を新しいグループでは発揮できるのでは…

またメンバーをまとめる上でも大きな力になるのでは?


 次に選ぶのは…

⑥ 中村釉香

 彼女のAKBとは一線を隔する女性的で柔らかい雰囲気と、全体のクオリティーを引き上げてくれることを期待できる能力は、この新しいグループに必要なのではないか?

特に歌唱の面では、K-POPで言うところのメインボーカルのような役割を果たしてくれそうです。


 最後に選ぶのは…






 あ、あの…   






 選べませんでした。

決定打がありません。

なので同率で2人選びました。

 一人目は

⑦ 山口結愛

 最初にオーディションから脱落…

しかし、棄権者が出たために繰り上がりで残りましたが、結局最終まで残ってきました。

確信は持てないけど「何かあるかも?」と感じさせます。


 もう一人は

⑦ 坂川陽香

 毎回想像以上の何かを見せてくれる存在。

もし選ばれたら、その姿を新しいグループでも見せてくれるかもしれない。



 個人的には上記の7人… ならぬ8人を選びましたが、選ばなかった6人には、やっぱり選ばなかった理由があります。

まず、「小栗有以」、「山内瑞葵」、「倉野尾成美」はAKBの手垢が付きすぎていて、日本で活動する以上、新しい事をやって行く上で障害が大きすぎるのではないか…

 さらに、この3人の基本能力が高いのはAKBで既に証明済み、それで選ばれるならオーディションなど行わず、劇場やコンサートを視察すれば良いのです。

もしオーディションで選ばれるとすれば、今までのAKB時代には無かった上に、衝撃を感じさせるほどの魅力を見せる事が必要と感じます。

個人的にはそこまでには至りませんでした。


 「山崎空」はAKB48 17期生で、AKB歴は短いものの、やはりAKB感を強く感じるメンバーで新しいグループとは違うのではないかと感じました。


 「佐藤涼花」、「新井彩永」は個人的にはこの新しいグループに選ぶほどの個性を見せることが出来なかったのではないかと思います。

もちろん、彼女たちに個性がないという訳ではなく、このオーディションで作られる新しいグループを、番組では一つの形ととして「SPEED」を挙げていましたが、奇しくも僕が今年の初めに書いた「2022年度 女性K-POP新人アイドル楽曲TOP5(個人的ランキング) - ZILLY’s blog」の中で「NewJeans」が「SPEED のデビュー時のイメージに重なる。」と書いていたのです。

なので「僕が描く、現在最も先進的な女性グループの姿は、OUT OF 48 で作ろうとしているグループの姿に近いのではないか?」と思っていて、「それに必要な個性としてはハマらないのではないか?」と感じたという事なのです。



 まあ、こんなことを書きましたが、実際はどうなるのでしょう?

ホントのところは来週にならないとわかりません。

 8月31日(金)の日付が変わった9月1日(土)の1:59から日本テレビでの放送で発表されるはずです。

楽しみですね。




 それでは、今日はこの辺りで…

 




 

2022年度 女性K-POP新人アイドル楽曲TOP5(個人的ランキング)

 遅くなりましたが、皆様、明けましておめでとうございます。

本年も、去年に引き続き、低い更新頻度になるとは思いますが、よろしくお願いいたします。

それでは新年一発目の記事は、久々に K-POPアイドルの事を書いてみようと思います。


去年、K-POPでは新人ヨジャ(女性)アイドルグループがとても活躍した年でした。

特に「Ive」と「NewJeans」の活躍は、全ての韓国アーティストの中でも特別だったと言っても過言ではないと思います。

その2022年の中でも、僕が素晴らしいと思った楽曲のTOP5ランキングをお送りします。
※1グループにつき1曲に絞りました。


第5位 「WingWing」 Kep1er



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デビュー曲の WA DA DA が、SNSを通じて踊ってみた動画がバズったKep1erですが、個人的に楽曲としては「WingWing」が最も良いと思いました。

曲調的には似た感じのアッパーな曲が多かった印象のKep1erですが、「WingWing」が一番構成がまとまっていて、一回聞いただけでも印象に残り、また個々の良さ、またグループとしての良さが上手く表現できていたと思います。

特にKep1erの持つ明るさが感じられ、パフォーマンス能力の高さも良い方向に出ていたと思います。

第4位 「ANTIFRAGILE」 LE SSERAFIM



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LE SSERAFIMの2枚目のミニアルバム表題曲で、ラテンのリズムをアレンジして、自分たちのオリジナリティーへと昇華させています。

ワールドミュージックを取り込むという現代のトレンドにもはまっていて、アプローチの上手さを感じます。

こういったトレンドとオリジナリティの調和の素晴らしさは、Hybeのアーティスト全般に言える事で、ここ数年のK-POP3大事務所(SM、JYP、YG)を凌ぐ活躍が、BTSのみならず、Hybeアーティスト全体で起こっている事もうなずけます。

第3位 「占(TANK)」 NMIXX



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表題曲は「O.O」でしたが、個人的にはこちらのほうが好みです。

正直「O.O」の1曲の中にまるで複数の曲が存在するようなアプローチはK-POPでは新鮮かもしれませんが、J-POPでは10年遅れなので今一つに感じてしまうのと、結局のところ、その一つ一つのセンテンスのクオリティは「占(TANK)」のほうが上なのでは?

デビュー前のプロモーションに「占(TANK)」の一部分がアレンジして使われていて、最初にそれに接したときは「これは凄いグループが誕生するのでは!」と感じ、実際「占(TANK)」のアプローチは今までのK-POPにはないもので、どちらかというとインストロメンタル(歌なしの音楽)に歌を乗せた感じ、しかも歌自体も面白いサンプリングアプローチも行われていて、うたものとしては非常にプログレッシブ(前衛的、先進的)でしかもお洒落に落とし込まれていました。

今の音楽トレンドという訳ではありませんが、それだけに一歩進んだスタイルと言えるかもしれません。

この延長線上で進んだほうがNMIXXの未来が面白くなっていくのではないかと思うのですが…

第2位 「After LIKE」 IVE



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まず、いきなり引き付けられるイントロ。

現在、サブスクで次の曲に飛ばされないよう どんどんイントロが短くなる中、もはやイントロが無い曲が大きなウェイトを占めるようになったPOPsの世界ではもうこの先のアプローチは無いのかと思われたところ、逆手にとってイントロで捕まえようとするアプローチ。

イヤ~、中々やりますね。

更に70年代のダンスミュージックをサンプリングする辺りも、流石にトレンドに敏感で、まとめ方も秀逸。

 ちなみに個人的には過去にブログでも取り上げた「ELEVEN」のほうが更におすすめですが、発売が2021年12月1日の為、今回は外しました。


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第1位 「Attention」 NewJeans



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本国では2022年、国民に一番 受け入れられたと言える活躍。

個人的には SPEED のデビュー時のイメージに重なる。

似ているのは、センセーショナルさを感じるほどのフレッシュなイメージと、それまではこういったタイプの女の子がやるとは思っていなかった音楽を違和感なくすんなり落とし込めている感じとか…

J Dillaを思わせるような自然なトラックのビート感との融合は唯一無二。

「Attention」だけでなく「Hype Boy」も秀逸で甲乙つけがたい。


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更に、去年末にMVが公開された「Ditto」はさらにエモーショナルで胸の奥を揺さぶられる。

こちらは音盤(CD)のリリースで考えると2023年になるため、今回は はずしました。



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良質な映画を見終わった時のような感覚に襲われます。



K-POPの変革の始まりを告げた「IVE」、そして今までK-POPでは体験できなかった世界へといざなう「NewJeans」。

今後のK-POPに目が離せないことだけは間違いないようです。

「億り人アンケート」         ~投資はじめました…Vol,12~

 ブログ更新がひと月ほど滞ってしまいました。

このひと月の間、図書館で株の本を借りて勉強したり、証券会社のHPで勉強したり、ネットで勉強したりしながら、少額でノックアウト取引やCFD取引を合わせて100回程度行いました。

 どんな手法を試したのかというと、順張りです。

ダウ理論を利用して、上昇局面、下降局面、反発、反落局面を判断し、流れている方向に賭けるトレード手法でスキャルピング(超短期トレード:数秒~数分間の取引)を行いました。

結果、トータルでは数万円のマイナスになってしまいました…

結局のところ、通常時の振れ幅が小さい状況では、多少勝てる方向に動いても、スプレッド(手数料)幅で吸収されてしまう為、勝率を上げるのが難しくなってしまいます。

つまり、平均線をみると上昇または下降がはっきりと出ている銘柄を探して、しかも「これは間違いない!」と確信できる状況のみで取引をしないと勝つことは難しいようです。

そうなると、専門学校教員と兼業しているような今の状況で順張りでのスキャルピングで利益を出すのは難しく、専業で長時間張り付いてほぼ勝てる局面を見つけ出し、その局面のみで取引をおこなうという方法でないと成立しないのではないかと感じました。

 という訳で、とりあえず現在の状況では別の取り組みを試したほうが良いと思い、また勉強の日々に戻ったのですが、それでちょっと気になるアンケートを見つけました。

それは、億り人へのアンケートで内容は色々とあったのですが、僕が気になったのは「株の購入タイミング」でした。

株の購入タイミングというと、例えば「積み立て」、「上がると思ったから」、「割安だから」、「配当が魅力的だったから」などがあると思うのですが、皆さんはどれに当てはまりますか?

僕は今まで株を買ったタイミングは「上がると思ったから」と「配当が魅力的だったから」と「その年一番良いと思った商品を製造販売している会社だったから」の3つで、特に取引を始めた当初は「上がると思ったから」というのがほとんどでした。

では、億り人の最も多かった回答ですが…



安かったから」だったのです。



皆さんはどうだったでしょう?

同じでしたか?

ちなみに「割安だった」ではないんです、「安かったから」なんです。

実は「この違いが億り人になれるか、なれないかの大きな差ではないのか?」と感じたのです。

というも、僕が最近Twitterで気になっている、たくさんのバガー(株の価格が倍以上になること)を出している方は、完全に底を狙っているんです。
※下げ相場の今年、バガー連発は尋常ではありません。

一般的には、底は誰にもわからないので狙わず、割安と判断したら買い、それでも下がったら買増すという手法が逆張りですが、その人はナンピン買い(下がって買い増しすること)をしないというのです。

底と思って買うので、下がれば判断ミスなので損切りし、また上がっても売らずその後そのまま下がってきて買値を割れば損切りする。

つまり、「あくまでも底を狙う」というのです。

マネするのはとても難しそうな手法ですが、「億り人が答えた『安かったから』ってこれなのでは?」と感じたのです。

 普通、決算後に株価が上がる会社の株をみんな買うのですが、この手法では決算後に株価が下がる会社を狙うのです。

もちろん、業績が悪かったという理由で買っている訳ではないと思うのですが…

ただ、負ける人のほうが多い株取引の中で、普通の人の逆を行っていることは間違いないようです。

あなたはどう思いますか?






続く…

初めての大きな損失(後編)        ~投資はじめました…Vol,11~

 FRB政策金利決定&パウエル議長発言のタイミングでのトレードで「なぜ大きな損失を出してしまったのか?」検証の為、前々回は前半のFRB政策金利決定の場面でのトレードの流れをお話しし、前回は後半の「パウエル議長の会見」時の流れについてお話ししました。

 そして、今回は何が問題で、どうすれば勝てていたのか検証したいと思います。

 
 まず、最初に売りと買いの両方で入りましたが、95%以上の確率で上がると思っていながらヘッジをかけたのは、自分の得意な情勢判断に過信しないようにと考えたのですが、そんな事よりも実際はトレードの練度の低さや、ノックアウト取引への理解度の低さ、また発表直前に起こる上下の振れ幅を、運良く勝った前回と同じに設定してしまった…  つまり、本来行うべき振れ幅の研究を怠った、などテクニカルな部分が全く足りてなく、またそのことを自覚していなかったことが大きな問題でした。

 他にも、予定していなかった取引を一時の感情や惰性で2回も行い、しかも2回目は全く基準を決めていないのに、その場の判断で損切りをしてしまうなど、精神的な部分も大きな失敗原因でした。


 それでは、細かくひとつずつ検証していきたいと思います。

① ヘッジをかけ売り買い両方で入った ⇒ 元々、最大損失幅を設定しているので、上がると思っているなら買いのみで入り、間違っていた場合は設定した金額の損失を受け入れるべきだった。
※実際、間違っていなかった訳ですし…

② 発表前の瞬間的な上下の振れで売り買い両方ノックアウトしてしまった ⇒ このような、瞬間的に価格の上下の大きな差が生まれそうな場面での取引を行うべきかよく考えるべきだったし、それでも取引をするのであれば、あらかじめ過去の瞬間的に大きな価格差が生まれた取引を検証して、ノックアウトしない値を設定するべきだった。

③ 想定外のノックアウトの後、無理に買いで入ろうとし、入れた時には天井で、そのまま下がってノックアウト ⇒ まず、ノックアウト取引についての理解度が低かった。
更に言うと、一時的な感情に流されて予定外の取引を行うべきではなかった。

④ 前半の取引で大きな損失を出してしまったことで腰が引けて、後半の取引では予定の1/3のレートで売りに入ってしまった ⇒ 最初に予定していたレートで入っていれば、前半の損失を取り戻せていた。
※目先の迷いで予定を変更してはならない。

⑤ 下げ鈍化ですぐに利益を確定した ⇒ 要人談話などの影響で株価が下落するケースでは、急激ではなく徐々に時間をかけて下がっていくことが多いので、あらかじめどの程度(時間などの指標が)で価格が安定してくるのか検証して利益確定までの時間を予定しておくべきだった。
※実際1/3のレートで入っていても、このまま1時間半ポジションを維持できていたら、損失ではなく利益を出していた。

⑥ 少し利益確定できたものの、いまだ損失の方が大きい為、予定していなかった取引を始めてしまった ⇒ 感情的になって予定外の取引を行うべきではなかった。

⑦ このまま上昇すると、直前の利益金額を上回りそうになった為、損切りしてしまった ⇒ なにも基準を決めていないのに、その場の感情で損切りを行った。
損切りしていなければ損失を取り戻せた。

⑧ その後も下落は止まらなかったがもう取引は行わなかった(行えなかった)⇒ あらかじめこういった上手く行かないケースを想定して、その場合のリカバリー方法などもあらかじめ検討しておくべきだった。


 上記が、実際の取引を検証した対応策ですが、今更ですがこういった局面の行動そのものよりも、先月にノックアウト取引で大きな利益を生み出した後、なぜこの場面でこのような成功を得ることが出来たのか検証せずに、今回の取引に臨み、あまつさえ「前回を大きく上回る利益を上げられるのではないか」と強欲になっていたことの方がこの失敗を招いた一番の原因ではないかと思います。

 本来、前回いきなり大きな利益を得た時に、「なぜ成功したのか?」、「偶然性はないか?」、「どのようなケースに再現性があるのか?」といった検証を行うべきでした。

そうしていれば、前回設定した振れ幅で成功したのは偶然だったことや、振れ幅をあらかじめ予想しておくことが難しいことも分かって、今回のような取引のやり方にはならなかったと思います。
※ 多分、パウエル議長の談話(3:30~)での取引のみを行っていた。

負けた時は当然ですが、勝った時にも検証が大事だとよくわかりました。

 強欲に打ち勝つことも、強欲をなくすことも難しいですが、きちんとした検証やテクニックを用いることで、うまく付き合っていくことが大切なようです。


 それにしても、今回大きく負けてしまったのでこのままにしておく訳には行きません。

トレードの勉強、そしてデモ口座で実践、ある程度の成果を得たら、今度は少額で本当の口座で実践を繰り返し、時間をかけて取り戻していこうと思います。



続く…

初めての大きな損失(中編)       ~投資はじめました…Vol,10~

 前回、FRB政策金利決定&パウエル議長発言のタイミングでのトレードで「なぜ大きな損失を出してしまったのか?」検証の為、前半のFRB政策金利決定の場面でのトレードの流れをお話ししました。

 今回は、後半の「パウエル議長の会見」時の流れについてお話ししたいと思います。

まずは下の図をご覧ください。

 3:30 過ぎに売りで入ります。

しかし、前半のトレードで設定上限損失の4倍の損失を出していた為、腰が引けて予定の1/3のレートで入ってしまいます。

途中、想像以上に上がった時は「またノックアウトするのでは?」とヒヤヒヤしましたが、その直後 一気に下がり、下落が減速した時に決済して利確しました。

 この局面ではもう少し下がりましたが、減速した時、そこで数秒待つのは精神的に難しかったです。

利確した幅は前半の損失場面のどれよりも大きかったのですが、1/3のレートの為、金額は設定上限損失額を少し上回る程度でした。

もし、予定のレートで入っていた場合は前半の損失を全て取り戻せていたと思われます。

という訳で、結局未だ設定上限損失の3倍近くの損失を出している状態です…


その為、まだまだ下落していくのは間違いないと思っていたので、もう一度 売りで入ることにします。

 下図がその取引になります。


 上がり下がりを繰り返している場面で、「次の山の後、大きな下落に入る!」と予想し、売りで入りますが、想像を超えて上がって行きます、先程利確した金額を超えて上がりそうになったためそこで損切り

せっかく先ほど利確したのに、それに金額に近い金額の損失を出してしまいました。

 結局、その1分後に長い下落局面に入るので、予想は概ね当たっていたのですが…


 結果、前半の損失をほとんど取り戻すことは出来ず、設定上限損失の4倍の損失確定で終了となってしまいます…


今回はここまで。

 次回は失敗の原因の検証をしていきたいと思います。



続く…

初めての大きな損失(前編)       ~投資はじめました…Vol,9~

 前回、暴落前の投資先として、「それが無いと生きていけない分野、すなわち食品、医療、エネルギーなどの分野で、倒産のリスクが低く、不況後の世界で大きな伸びが期待でき、さらに高配当がマスト条件!」として「ブラジル石油公社」に今年のNISA分の残りを投資するとお話ししました。



 今回は、超短期投資(トレード)で前にお話しした「Vol,3 初めての大きな利益」の倍近い金額の損失を出してしまったお話です。

まず、「何か大きく予想を外したのか?」というと「答えはNOです。」、大筋では予想通りの値動きでした。

なのに「なんで大きな損失を出してしまったのかというと…」自分でもきちんと理解し、成長していくために検証して行きたいと思います。



 まず、今回トレードに選んだタイミングは 11月3日 3:00に発表されたFRB政策金利決定 及び 3:30から行われた同パウエル議長の会見でした。

FRB政策金利に関しては「0.75%の利上げが確定的」とほとんどのメディアで言われていましたし、僕自身 95%以上の確率でそうだと思っていたのですが、10月の株価、特にNYダウの想像以上の高値が気になり、「もしかして市場へのメッセージとしてさらに高い利上げの可能性も、100%無いとまでは言い切れないのではないか…?」と感じていました。
※さすがに中間選挙直前なので、そんな事をするとバイデン大統領も許さないのではとも思いましたが…

0.75%なら市場予想と同じですから、大幅ではないでしょうが株価は上がると思いましたが、念のためヘッジを掛けることにしました。

 「実はこのヘッジが裏目に出るのです…」

 また、3:30 からのパウエル議長の会見ですが、僕の感覚では最大に軟調でも、「来月の利上げは減速するかも… でも金利の上限は4.6%を超える…」といったような発言で、硬調だった場合は「来月も利上げの減速はしないつもり… 金利の上限も4.6%を超えていくし、期間も長くなる…」といった内容ではないかと思ったので、どちらにしても株価は下がると考えました。

 実際は0.75%の利上げで、パウエル議長の発言も「来月は減速の可能性あり、しかし金利上限は予定を上回りさらに長期になる」だったので、ほぼ予想通りで値動きも大まかには予想通りでした。

では、「なぜ大きな損失を出してしまったのか?」について説明します。

 上図のように、まず 2:59 に売りと買いの両方でノックアウト取引に入ります。
※ノックアウト取引 ⇨ あらかじめ損失幅を設定して行うことができる取引。
 そのため設定を上回る損失が出ると強制的に終了となる。

ところが、3:00 になると想定以上に株価が上下したため、売りも買いも両方ノックアウトとなり、設定最大損失 ×2 を被ることに…

 ここで落ち着いて、「3:30からのトレードに集中。」となればよかったのですが、焦って上昇の波に乗ろうとしますが、エラーになって買えません。

 つまり、通常の株が急上昇してる時に買えないのと同じで、ノックアウト取引でも急激な上昇中には買えません。
※それに乗れるなら、待機して急上昇、急降下に乗っていれば みんなお金持ち…

 途中、冷静になって「これ、乗ったらまずいのでは…」と頭をよぎり、一旦手は止まるのですが 確信はなく、また上昇を始めたため 手が動いて…、買える状態になり「ええい、儘よ!」と乗ってしまいます。

しかし、乗れた時には天井です。

そこからは面白いように下がっていき、反発を迎える直前にノックアウトとなりました…

 損失の設定は変えていませんが、金額そのものを設定する訳ではなく指数を設定するため、最初の設定金額の2倍の損失、つまりトータルで最初に損失金額として設定した金額の 4倍の損失を受けてしまいました…


 ここまでが前半の「FRB政策金利決定」の場面でのトレードの流れでした、次回は「パウエル議長の会見」時の流れについてお話ししたいと思います。





続く…

「暴落前に買う株は…」         ~投資はじめました…Vol,8~

 前回、「暴落時期はこの状況を踏まえると、来年の秋以降、もしかすると再来年に始まるというのもあり得るのでは?…」
また、「不況の規模はリーマンショックを上回り、ITバブル崩壊並みではないかと想像してしまいます。」と書きました。

 そして、今回は前々回に選定した投資先を見直して、どこに投資することにしたのかお話したいと思います。

前々回、不況の前に買う価値がある銘柄の選定項目として、「それが無いと生きていけない 分野、すなわち 食品、医療、エネルギー 関連などで、時価総額がまだ高くなく、また株価も安く、不況後の世界で大きな伸びが期待でき、さらに高配当な株としました。

基本的にはその方向性で問題ないと思いますが、過去最大級の不況の場合、時価総額の小さい 比較的規模の小さい企業は倒産のリスクも大きくなってしまうので、そこは外したほうが良いかもしれません。

 また、大不況による株価の下落が避けられないと考えると、下落時にも高配当株なら、「下がったけど実入りはあるんだから…」と比較的、持ち続ける精神的負担も少なくて済むと思うので、高配当の加重を大きくとったほうが良いのではないかと考えました。

 と、ここまで話してきましたが、本当に一番良いのは「この会社を推しているので、株価が落ちようがどうしようが絶対持ち続ける!」と思える株だと思いますが、僕の場合10月末に推してる株として「良品計画」を買ったばかりなので、ポートフォリオのバランスから考えても高配当株が良いのではないかと思いました。

 ちなみに、投資額が1000万円を超えたあたりのバランスとして、1/3は成長を狙った株式(長期投資)、1/3は高配当を狙った株式(長期投資)、残り1/3でトレード(つまり短期&超短期投資、投機)を行っていくのが理想的なのではないかと考えており、現在はまだその比率には持っていけませんが、成長を狙った株と高配当を狙った株のバランスを取る意味でも高配当株を選択しました。

 選んだ株は、エネルギー株でさらにバックは国なので倒産のリスクが低く、極端に配当が大きく、さらにWeiss Ratings で「最高の成長株ランキング」の8位にランキング入りしている銘柄です。
Weiss Ratingsでは毎月HP(リンク先)で「最高格付けランキング」などの格付けを無料で公開しています。

 その銘柄とは、Petróleo Brasileiro S.A. - Petrobras(ブラジル石油公社)NYSE:PBR で株価は2022/11/1マーケット開始前で12.82ドル、直近の配当率は、なんと!46.87%です。

これなら、大不況に見舞われて株価が半分以下になったとしても「まあ、しょうがない、下がったから買い増すか」と思えるのではないでしょうか?

というわけで、こちらに今年の残ったNISA枠を充てようと思います。

 

続く~

「過去最大級の不況が…」        ~投資はじめました…Vol,7~

 前回、「不況の前から買っておく価値のある株の条件」について書いたのですが、最後に「もしかすると暴落時期が、少し想定と違う事になるのかも?」と感じた為、投資先を少し見直す事にしました。と締めくくりました。

 というのも、現在FRBによる利上げが凄いスピードで進行しているにも関わらず、GDPがプラスになったりと状況的に考えるとおかしなことがポツポツ出始めました。

もちろん、この米国経済にとってのプラス材料は「過去の歴史を振り返ると、利上げの後には不況が来ていたので、今回も不況が来る!」という理論は今回には当てはまらない! これはその兆し!… なら良いのですが、どうもそういう事ではなく、GDPがプラスになった原因は、「中間選挙前のばら撒き&公共支出にあるのではないか?」と思うのです。

 つまり、元々コロナショックからの経済回復の為に市場へのばら撒き政策をFRBが取ったことがインフレの大きな原因でしたが、今度はそのインフレを抑制する為に金融引き締めを行って景気を殺してでもインフレを抑えようと現在FRBが利上げしている訳ですが、バイデン大統領は「先の事は知るか!中間選挙さえよければいいんじゃ!」と言わんばかりにばら撒き&公共支出を行って金融引き締めの効果を台無しにしているんではないかと感じています。
※ちなみにガソリン価格が下がったのも政府が災害や戦争などの緊急時用に備蓄しているガソリンを放出したからなので、来年も続けて放出…は不可能です。

 もし、それがGDPの上昇などのおかしな事が起こっている原因だった場合、暴落時期は想定より後ろにずれるものの、再度インフレの波が押し寄せ、FRBは今以上の金融引き締めを余儀なくされ、その後に起こる「不況の大きさは過去最大級となるのではないか?」と感じているのです。

 つまり、前々回に不況の時期について「今から数ヶ月~一年程度の間に起こるのでは?」と書きましたが、もっと絞った想定時期としては「来年の春先~初夏にかけて」起こるのではと考えていたのですが、この状況を踏まえると始まりは「来年の秋以降、もしかすると再来年もあり得るのでは?」といった時期になり、不況の規模はリーマンショックを上回り、ITバブル崩壊並みではないかと想像してしまいます。

ちなみにITバブル崩壊時にはS&P500が49%下落、ナスダックが70%下落し、株価を取り戻すのにS&P500は5年以上、ナスダックは10年以上かかっています。

 当時、ナスダック株がひどい結果になったことを考えると、今回も大きく下げる可能性が高いのでナスダック株は推している以外の理由での購入は避けた方がよさそうですね。

 
 今回はこの辺りにして、次回見直した投資先について書きたいと思います。



続く~

「大不況の前に買う株は…」       ~投資はじめました…Vol,6 ~

 前回、インフレ退治にFRB金利の引き上げを行ない、引き上げをやめた後に、今迄は不況がやってきていたので、今回も「今から数ヶ月~一年程度の間に不況が訪れ、株価が暴落するのではないか?」と思うと「長期投資と言っても…」といった感じで乗り気になれないところではありますが… と書きました。

 今回は不況の前から買っておく価値のある株の条件について考えてみたいと思い、下記4点を上げました。

① それが無いと生きていけない -(不況でも倒産の可能性が低い)

時価総額がまだ高くなく、株価が安いこと ー(株価を取り戻すまでの時間が比較的早く、大きな成長の可能性がある)

③ 不況後の世界で大きな伸びが期待できること -(不況で値を下げたとしても、買いのタイミングを逃したくない)

④ 高配当株 -(値を下げても配当である程度帰ってくる、また不況時の下げが少ない傾向も…)



 それでは、ひとつずつそれに見合う会社についてもう少し掘り下げてみます。

①の「それが無いと生きていけない」分野となると、食品、医療、エネルギー 関連といった所でしょうか。

②の「時価総額がまだ高くなく、株価が安い」ですが、注意も必要でアメリカでは老後資金として株を買うことが当たり前なのですが、そういった投資では10ドル以下に下がった株は処分して、他の株と入れ替えるのが一般的らしいので、例えば15~20ドルといった暴落が起こった際に10ドルを割って真っ先に損切りされる対象にならないような株を選択することが必要だと思います。※現在10ドル未満、もしくは最近10ドルを超えたものを選択

③ 「大きな伸びが期待できる」となると、その企業にしかないもの(技術や特許など)があり革命を起こす可能性、または今後枯渇していきそうな資源に関連しているなど。

④ 高配当株は選択肢が色々ありますが、海運など不況に陥った際に急激に冷え込む(不況では物が売れ残り運送需要がとても少なくなる)ものなどは外す必要があるので、①~③の条件複数と被っているものを選択したいと思います。


 株価が安く、「それがないと生きていけない」または「革命的技術」や「枯渇の可能性がある資源」に該当する銘柄を7つほどピックアップし、更にふるいをかけて4つに絞りました。

  • エネルギー関連 1 高配当 天然ガスや水処理プラント
  • 資源関連    1 高配当 亜鉛を採掘
  • 医療関連    1     革命的な医療機器を開発
  • 食品関連    1     水耕栽培用品関連

となりました、この4つに残った今年のNISA分を投資したいと思います…



と、昨日までは思っていたのですが、「もしかすると暴落時期が、少し想定と違う事になるのかも?」と感じた為、投資先を少し見直す事にしましたので、次回はその想定とそうなった場合を考えた投資についてお話ししたいと思います。


続く~

「もっか 一番の悩みは…」        ~投資はじめました…Vol,5~

 前回は、Appleのような株を安い時に買う方法として、「その年に一番自分にとって良かったサービス、または製品を作った会社に金額を決めて投資し、それを10年など期間を決めて持ち続ける!」事で、「その中のいくつかがテンバガー(10倍)になるのではないか?」というお話でした。

ただ、この選定方法の一番難しいところは、「投資先を選定する際に株価などの株式情報を一切調べてはいけない」し、2~3倍に上がって売りたくなっても売ってはいけないし(10年など決めた期間以上持つ)、もちろん損切もいけません、何しろ 推している会社なんですから、もし株価が半分になっても「こんなになっちゃったか、しょうがないなぁ~」なんて微笑ましく思えないといけないのです。

 ところで、先週なんでこんな話になったかというと、「投機ではなく投資で大きな金額をそれなりの期間で得る方法は無いのか?」という事を考えた結果でした。

まあ、推し株 以外も長期投資として株を買いたいと考えているのですが、今は長期で株を持つことに躊躇してしまいます。

というのも、FRB米連邦準備制度理事会)が急激に金利を引き上げることで、インフレを退治しようとしていますが、過去にも、同じく金利を引き上げる政策を取って、インフレを退治しているのですが、必ず金利の引き上げをやめた後、不況に陥っているのです。

しかも、金利をゆっくり少なく上げた場合は、比較的に穏やかな不況になり、急激で大きく上げた場合は激しい不況になっているんです。(もちろん、あくまで傾向)

今回を考えると、過去一番急激で、さらにこのままいくと一番大きいものになりそうなんです。

そうなると大きな不況が来る可能性が高まるので、今 長期投資として株、特に米国株を買っても、数カ月から一年程度の間には大不況による株価の暴落が待ち受けているのではないかと心配なのです。

もちろん、全てが過去と同じになる訳ではありませんし、リスクを言ってしまえば、戦争や天災のリスクだって常にある訳です。

 ただ、同じ歴史が繰り返されるとすれば、もうすぐ暴落がやってくる訳ですから、長期投資の投資先を選びにくい状況です。

「今年のNISA枠も、もう少し残っているのになぁ~」と思案に暮れています。

それでも、不況が来ても株価が落ちづらく、不況の前から買っておく価値がある株の条件となると…

 次回はその辺りを考えてみたいと思います。


続く~