ZILLY’s blog

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2022年度 女性K-POP新人アイドル楽曲TOP5(個人的ランキング)

 遅くなりましたが、皆様、明けましておめでとうございます。

本年も、去年に引き続き、低い更新頻度になるとは思いますが、よろしくお願いいたします。

それでは新年一発目の記事は、久々に K-POPアイドルの事を書いてみようと思います。


去年、K-POPでは新人ヨジャ(女性)アイドルグループがとても活躍した年でした。

特に「Ive」と「NewJeans」の活躍は、全ての韓国アーティストの中でも特別だったと言っても過言ではないと思います。

その2022年の中でも、僕が素晴らしいと思った楽曲のTOP5ランキングをお送りします。
※1グループにつき1曲に絞りました。


第5位 「WingWing」 Kep1er



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デビュー曲の WA DA DA が、SNSを通じて踊ってみた動画がバズったKep1erですが、個人的に楽曲としては「WingWing」が最も良いと思いました。

曲調的には似た感じのアッパーな曲が多かった印象のKep1erですが、「WingWing」が一番構成がまとまっていて、一回聞いただけでも印象に残り、また個々の良さ、またグループとしての良さが上手く表現できていたと思います。

特にKep1erの持つ明るさが感じられ、パフォーマンス能力の高さも良い方向に出ていたと思います。

第4位 「ANTIFRAGILE」 LE SSERAFIM



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LE SSERAFIMの2枚目のミニアルバム表題曲で、ラテンのリズムをアレンジして、自分たちのオリジナリティーへと昇華させています。

ワールドミュージックを取り込むという現代のトレンドにもはまっていて、アプローチの上手さを感じます。

こういったトレンドとオリジナリティの調和の素晴らしさは、Hybeのアーティスト全般に言える事で、ここ数年のK-POP3大事務所(SM、JYP、YG)を凌ぐ活躍が、BTSのみならず、Hybeアーティスト全体で起こっている事もうなずけます。

第3位 「占(TANK)」 NMIXX



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表題曲は「O.O」でしたが、個人的にはこちらのほうが好みです。

正直「O.O」の1曲の中にまるで複数の曲が存在するようなアプローチはK-POPでは新鮮かもしれませんが、J-POPでは10年遅れなので今一つに感じてしまうのと、結局のところ、その一つ一つのセンテンスのクオリティは「占(TANK)」のほうが上なのでは?

デビュー前のプロモーションに「占(TANK)」の一部分がアレンジして使われていて、最初にそれに接したときは「これは凄いグループが誕生するのでは!」と感じ、実際「占(TANK)」のアプローチは今までのK-POPにはないもので、どちらかというとインストロメンタル(歌なしの音楽)に歌を乗せた感じ、しかも歌自体も面白いサンプリングアプローチも行われていて、うたものとしては非常にプログレッシブ(前衛的、先進的)でしかもお洒落に落とし込まれていました。

今の音楽トレンドという訳ではありませんが、それだけに一歩進んだスタイルと言えるかもしれません。

この延長線上で進んだほうがNMIXXの未来が面白くなっていくのではないかと思うのですが…

第2位 「After LIKE」 IVE



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まず、いきなり引き付けられるイントロ。

現在、サブスクで次の曲に飛ばされないよう どんどんイントロが短くなる中、もはやイントロが無い曲が大きなウェイトを占めるようになったPOPsの世界ではもうこの先のアプローチは無いのかと思われたところ、逆手にとってイントロで捕まえようとするアプローチ。

イヤ~、中々やりますね。

更に70年代のダンスミュージックをサンプリングする辺りも、流石にトレンドに敏感で、まとめ方も秀逸。

 ちなみに個人的には過去にブログでも取り上げた「ELEVEN」のほうが更におすすめですが、発売が2021年12月1日の為、今回は外しました。


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第1位 「Attention」 NewJeans



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本国では2022年、国民に一番 受け入れられたと言える活躍。

個人的には SPEED のデビュー時のイメージに重なる。

似ているのは、センセーショナルさを感じるほどのフレッシュなイメージと、それまではこういったタイプの女の子がやるとは思っていなかった音楽を違和感なくすんなり落とし込めている感じとか…

J Dillaを思わせるような自然なトラックのビート感との融合は唯一無二。

「Attention」だけでなく「Hype Boy」も秀逸で甲乙つけがたい。


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更に、去年末にMVが公開された「Ditto」はさらにエモーショナルで胸の奥を揺さぶられる。

こちらは音盤(CD)のリリースで考えると2023年になるため、今回は はずしました。



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良質な映画を見終わった時のような感覚に襲われます。



K-POPの変革の始まりを告げた「IVE」、そして今までK-POPでは体験できなかった世界へといざなう「NewJeans」。

今後のK-POPに目が離せないことだけは間違いないようです。