ZILLY’s blog

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R1グランプリって、一番面白いピン芸人を決める大会だと思っていたら・・・その2

R1グランプリって、一番面白いピン芸人を決める大会だと思っていたら、一番運の良いピン芸人を決める大会だったという残念な現実・・・


本題です。


なんで、一番面白いピン芸人を決める大会では無いのかというと、優勝者を決めるルールがヒドイ。

7人の審査員が100点満点で得点をつけて、そのつど発表していって最終的に得点が一番高かった人が優勝となるシステムなのですが・・・

これだけみると、「普通に公平なんじゃない?」って思う人もいるかもしれませんが、極端に言えば最高点を10人中5人に付けた審査員と最高点を一人にだけ付けて2位以降の人は点差を大きく離して付ける審査員では点数の重みが大きく違う。

審査員の持ち点がまったく公平ではないのです。

しかも、毎回点数を公開するので、一番手には点数を抑え気味につけたものの、他の審査員が高めの点数をつけていたので自分が気に入った芸人には基準をずらして高めにつけたり、あろう事か3人目で100点をつける審査員がいたから、次の人のほうが良かったと思ったので、それまでの基準を無視して高い得点をつけたり、最後まで1位の人が優勝にはそぐわないと思うから最後の人に高い得点をつけるなど、審査に得点をつける基準が無く、乗りや流れに審査員が左右されたと思われる。

結局、クジ運や、タイミングの良い人が優勝。

面白いピン芸人かどうかなんて関係ないよって大会で、期待していただけに残念。


こういった毎回公開で得点を付けていくのなら、最後に上位3~4人で決勝を行って、順位点で優勝者を決めるとか、10人で一発で優勝者を決めるなら、10人見終わった後にそれぞれの審査員で順位をつけて、それを元に優勝者を決めないと公平には決まらないのでは?


まあ、芸能界自体が実力も大事だけど、運が大切なので、運の良い芸人を決める大会でいいのかもしれませんが・・・


でも、今後の芸人としての価値が大きく決まる大会に位置づけられているだけに、優勝できなかった実力者が、公平なシステムでやったら優勝できたかはわからないけど、最後の最後に適当に決められたのでは泣くに泣けないだろうなって感じた。