ZILLY’s blog

過去のさまざまなブログを合体。新しくも書いていきます。

遅ればせながら「放課後のときめき」見ました。

 先月末頃から、遅ればせながら、去年の11月から始まった韓国のサバイバル・オーディション番組、「放課後のときめき」を見はじめ、昨日 最新の第10話までたどり着きました。

 こちらの「放課後のときめき」日本版公式HPの中に日本語字幕版の案内もあります。

YouTubeの「放課後のときめき」公式チャンネル内の動画にリンクされています。

ちなみに第1話のパート1は…

 さらに、入学試験を受けるまでの前日譚、「登校前のためらい」もYouTubeに日本語字幕版がアップされています。

 こちらの「登校前のためらい」では、このオーディションに参加する83人の母親役のオ・ウニョン(韓国で有名な女医)が登場したり、姉役で女芸人のイ・ウンジが登場したりと、サバイバル・オーディション番組としてはアットホームで柔らかい感じで進んでいくのです。

 しかし、本編の「放課後のときめき」が始まると一転して、「放課後のときめき」というより「残酷な放課後」みたいな要素が多くなり、入学試験では各学年で16人ずつ合格者を選んだのですが、最初のステージ披露の1学期中間試験まえに、各学年6人ずつ脱落させ、入学試験には通ったのに、結局はじめてのパフォーマンス披露に参加できないという…

 また、その披露も学年対抗なのですが、学年全員でのパフォーマンスの後にその学年で一番投票数が少なかった脱落候補が発表され、そして投票が1番多かった練習生が代表となって個人パフォーマンスで戦い、全体パフォーマンスとの合算でどちらの学年から脱落者が出るか決まるのですが、まさに代表者のパフォーマンス次第で脱落者が決まってしまうので、負けた学年の代表者の負担は明らかで…

 まあそういった残酷な面もありますが、他のサバイバル・オーディション番組とは違い、斬新な演出も多くあるので新鮮な面白さもあります。

 まず、「ときめきの放課後」が他のサバイバル・オーディション番組と違うのは、このオーディションを学校の1年間に見立てて、練習生を年齢によって学年分けを行い、学年同士で戦うシステムになっているのです。
※学年の分けの年齢 ⇨ 1年生:11歳~13歳、2年生:14歳・15歳、3年生:16歳・17歳、4年生:18歳以上

 さっきから「入学試験…」とか「学年で…」と言っていたのはこういう理由からなのです。

また、この番組ではレジェンド講師が、各クラスの担任教師としてメンターの役割を担うのですが、まさか23歳(韓国は数え年なので24歳)の現役バリバリのアイドル「(G)I-DLE」の チョン・ソヨン が入っているのです。

チョン・ソヨン は(G)I-DLE ではプロデューサーも務めていますので、確かに適任ではあるのですが、さすがにビックリしました。

チョン・ソヨン は自身も PRODUCE 101 シーズン1 に出演し、ファイナルで最終順位20位で脱落した苦い経験を持っているだけに審査員としても非常に真剣で、最初の関門である入学試験の一次審査は別室にいる観客による投票でしたが、明らかに他の練習生に比べてレベルが低い練習生を通したことに憤り、別室にいる観客に対して「しっかり責任をもって選んでほしい!」と言い放ちました。
※メディアでも「PRODUCE48 の BOOMBAYAH の再来」と言われましたが、PRODUCE48 での BOOMBAYAH を披露したメンバーは、本人たちは嫌がっていたのに無理やりやらされたのに対し、こちらは本人が選んで行ったパフォーマンスだけに…

正直、確かに通すべきレベルではなかったのは誰の目にもあきらかだったのですが、僕が感じたところでは、観客たちは無責任に一次審査を通した訳ではなく、彼女達がその後行われる二次審査を通過する可能性が無いことを分かった上で、彼女たちの愛らしさに一次だけは通してあげたかったというのが本当の所だと思います。

 また、レジェンド講師には少女時代のユリもいるのですが、元々僕が持っていたユリのイメージはクールな印象でしたが、担任クラスを決める際、非常に熱いアピールで2年生の担任を譲らなかったのをみて、「ユリがこんなに熱血だったとは!」と驚きました。

また、日本でこの番組のように学年分けで戦うと、明らかに小学生と大人とでは、実力差が出てしまうのでは?と心配になるのですが、小中学生も非常に実力が高く、実力が拮抗していた事も驚きでしたが、正直ネット投票の結果は明らかに高年齢ほど実力よりも高く評価されていて、その結果にも驚きました。

なにしろ2学期末試験による脱落者が9人選ばれたのですが、脱落者の内訳は1年生が4人、2年生が4人、3年生が0人、4年生が1人だったのです。

推測ですが、男性はいくらアイドルで恋愛対象ではないと思っていても、無意識に恋愛対象として見てしまい、年齢的に恋愛対象となりにくい小中学生は無意識に投票が低くなり、恋愛対象となりやすい高年齢(と言っても一番高くても24歳なので…)ほど無意識に投票しやすくなっているのではないでしょうか。

 また、最新の10話での、暫定デビューメンバーの1年生のキム・ソニュと挑戦者の3年生のチェ・ユンジョンが戦った際に、本人達が曲の中で担当するパートを決めるのですが、韓国では日本より年功序列が激しいので、年上のチェ・ユンジョンは自分が有利なパートを取ってしまうし、またリハーサルで何度も失敗してやり直すのですが、そのうちにキム・ソニュは調子を落としてしまいます。

本番では何とか持ち直したものの、リハーサルを繰り返して調子をトップまで持ってきたチェ・ユンジョンに僅差で負けてしまうといった、またしても高年齢が有利な状況が生まれてしまいました。

ただ、このケースは番組で経緯まで放送されてしまったため、判官びいきで最後のファイナルでは、キム・ソニュがデビューとなり、チェ・ユンジョンは脱落といった結果になってしまうのではないかと想像します。

 ともあれ、最終の12話まであと2話となりクライマックスを迎えています。

 しかし、オリンピック編成の関係で2週間、放送のお休みが入って、2月20日から再開されるようです。

 公式YouTubeチャンネルに日本語翻訳付き動画がアップされるのは、放送後3~4日後くらいになると思います。



それでは、今日はこの辺りで…