ZILLY’s blog

過去のさまざまなブログを合体。新しくも書いていきます。

今夏クールのドラマをほぼ見終えて

今夏クールの連続ドラマ(オムニバス、2クール以上続くものは除いて)で一回でも見たものは。


コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」、「学校じゃ教えられない!」、「正義の味方」、「太陽と海の教室」、「恋空」、「ヤスコとケンジ」、「33分探偵



この中で一番良かったのは、ダントツに「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」。


実は、僕は全くドクターヘリとは無縁というわけでもなく、祖父が雑草除去用の火炎放射機からガソリン漏れで火達磨になりドクターヘリで運ばれ、一月程度はがんばったものの亡くなったという経験がある。


その時、その辺りでは大きな病院に運ばれ、そこからドクターヘリで運ばれたらしいが、最初に運ばれた病院のドクターが、ドクターヘリに同乗してきたドクターに初期処置について、こっぴどく叱られていたらしい。


自分がその時、経験した内容とドラマを比べて、描かれている事の多くが強調ではなく、そのままを伝えようとしていると感じられた。


予断ですが、田舎の家庭には雑草除去用の火炎放射機は結構、多くの家庭にあり、石垣など普通の草刈機では刈れない雑草を除去しているようです。


ですが、田舎の農家は多くが年配者しかいない家庭の為、きちんと整備をしているようでも老眼であまり細かい所を確認することが出来ない為、同様な事故は結構起こっているようで、近くの村でも過去に同じように火達磨になって亡くなった方がいるようです。


親戚などで使っていた心当たりのある方は、こういった事故が起きていることを知らせて注意を促すことをお薦めします。


話を戻しますが、この「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」はキャスト、脚本、演出共に素晴らしい出来で、月9よりも全然クオリティが高いです。


また、戸田恵梨香が出ているドラマははずれが無いですね。


「奇跡の動物園~旭山動物園物語~」、「LIAR GAME」、「ギャルサー」、「野ブタ。をプロデュース」、「エンジン」など、どれも良作ですが、特に「LIAR GAME」は2007年最高のドラマだと思います。


この秋は、フジテレビ 「ありがとう、オカン(仮)」に出演との事なのでこちらも要チェックですね。



「学校じゃ教えられない!」は今までテレビドラマではあまり取り上げられてこなかった高校生の抱えた性の問題を取り上げるといったことでしたが、3、4回は見たのですが、普通の学園ドラマ調でダルイ内容に飽きてしまいました。



「正義の味方」は良作です。


特にキャストの演技が光っていました。



太陽と海の教室」は最初普通の熱血教師物(所々で布石はあるのですが・・・)途中、前田敦子ピックアップの回辺りから重いテーマを扱いますが、演出、脚本に一貫したものは見えず、表面上な感じで、ちょっと・・・


これだけのメンバーをそろえていながら、どの俳優もその人が出演した他のドラマでの印象を悪くするほどの出来。


まあ、吉高由里子濱田岳は実力を出せていたかも?


まだ最終回を迎えてはいませんが、良作とは言えない内容になりそうです。



「恋空」は佐江が出演ということだったので2回ほど見ましたが、内容、キャスト共に興味が持てずいまいちという印象に。



ヤスコとケンジ」は3、4回見ました。


はるにゃんも出てるので、楽しみにしていました。


はるにゃんの演技は今まで見たものの中では一番良かったのではないでしょうか?


ただ、全体的にはちょっとくどく、先が読めるので飽きてしまいました。


こちらは出演者が良いだけにもったいない・・・



33分探偵」は一回だけ見ました。


これって、製作会議で「今回は、33分という短い枠でドラマをやるんですが・・・」「逆に33分を長いって感じさせるものを作りませんか?」


みたいな話が想像できる内容で、まったく意味の無いドラマ。


楽しめない、裏も無い、何も無いと、よくこの企画が通ったなと思いました。



ここまでで個人的に、今年一番良かったドラマは「あしたの、喜多善男~世界一不運な男の、奇跡の11日間~」でした。


この秋のドラマはこれを超えてくるドラマがあると良いな。