ZILLY’s blog

過去のさまざまなブログを合体。新しくも書いていきます。

Girls Planet 999 ~個人評価:別格&バヒエ~

ガルプラこと、Girls Planet 999。

先週の金曜日、10月22日にデビューグループ名が「Kep1er(ケプラー)」となることが発表され、デビューメンバー9名も決定しました。

そして、12月の初旬か、もしかすると11月末にもデビューするとの噂もあります。

今日は、個人的にオーディション参加者、特に別格と感じた参加者に対する僕の率直な感想などを書いていきたいと思います。

その前に、僕の経歴をお話しします。

歌の方は15歳から20代前半はハードロックバンドで活動、数々のステージを経験し、その後、ゴスペル シンガーに転身、生計を立てるほどにはなれませんでしたが、イベントや結婚式などで仕事として歌わせて頂いておりました。

ダンスの方は、元々はリズム感の向上のために始め、レッスンに通っていましたが、終盤の方では、RHYMESTERMummy-D さんのユニットのPVでのバックダンサーなど、いくらかお仕事もさせて頂きました。

他、十代の頃の目標が音楽プロデューサーだったので、作詞、作曲、編曲や、ギター、ベース等の楽器演奏の経験もあります。


ではまず、多くの方が感じたかもしれないですが、探索戦でのBOOMBAYAHの 江崎ひかる を見た時の衝撃は凄かったです。

しっかりとした基礎がはっきりとわかる、アイソレーション(体の各部分を別々に動かす事)での可動域の広さや速さ、姿勢のブレなさや低さ、力強さなどは勿論ですが、その技術的下地の上にあの表現力&精神的強さからくると思われるオーラなど、「こんな17歳が日本にいたのか! しかも、ダンサーじゃなくてK-POPアイドルを目指している!」と驚きました。

また、ミッションでは、自分がどんなポジションだったとしても、自分のパートをキリングパートのようにしてしまうところは見どころです。


江崎ひかる 程の衝撃ではありませんでしたが、シェン・シャオティン も凄いと感じました。

何しろ、立っているだけで、基礎力の高さがわかるほど姿勢が素晴らしい。

個人的に立ち姿勢は、その人の生きていく上での姿勢に反映するものだと思っているので、問題のある行動をする人達が多かった中国勢の中で、一貫してキチンとした態度を見せていたあたりは「やっぱりな」と思いました。

身体を動かす基礎から、ダンス能力、さらに美しいスタイルまで完璧なシャオティンですから、普通に踊るだけで、さまになってしまうのですが、「Snake」での中間発表で酷評され、本番では新たな表現を見せたあたりも見どころでした。


そして、のちに個人的な推しになった イェソ ですが、探索戦での感想は「こんなかわいい感じなのにダンス上手いな~」くらいの感想でしたが、ミッションが進んでいくと「かわいい顔としなやかな動きに惑わされていたけど、この子の基礎力の高さも相当だな。」と感じました。

第3次 投票の時に イェソ が12位で発表された事に他の参加者が凄く驚いていたのは、ルックス&歌&ダンス&トータルの表現力で イェソ が抜きんでていることは、一緒に競っている参加者が一番よくわかっていたからじゃないでしょうか。

イェソ はミッションではキリングパートを任されることが多かったですが、それも当然だと思います。


以上の3人は特に別格で凄いと感じた参加者でした。


そして、やはり韓国勢のレベルの高さも凄かったです。

何しろ、のちにマスターからダンスを大絶賛される キム・スヨンが、探索戦時の韓国参加者ランキングでは19位だったんですから。

ちなみに、イェソ も13位という順位ですし、こちらも探索戦から、参加した全てのミッションで高いダンス評価を受けた ユン・ジア も22位、さらに チェヒョン に至っては23位とかなりの下位だったんです。

先日書いた「Girls Planet 999 ~得票数順位・韓国順位~」の中でも、「最初の探索戦で、韓国1位だった、キム・ダヨン と2位の チェ・イェヨン が ~ 中略 ~ パフォーマンスは素晴らしかった。」と書きましたが、その チェ・イェヨン が第2回目の順位発表で脱落したのはとても残念でした。

ちなみに、こちらも先日書いた「Girls Planet 999 ~ガルプラ ロス~」で「18人に絞られたときに、明らかに一人だけレベルの低い バヒエ が選ばれたので…」と書いたので、僕はヒュニン・バヒエ のダンスや歌の技術が、かなり低いと思っていると勘違いされたかもしれませんが、バヒエ はどちらかというと今回の参加者の中で平均的な、いや平均を上回る力はあるのではないかと個人的には思います。

しかし、それはどういう事かというと、特に特徴があるわけではなく、なんでも平均点以上は取れるということで、それこそが芸能人に向かない、「デビュー組としてはどうか?」というところなんです。

技術だけで言えば、バヒエ のほうがグイン・マヤ や 池間琉杏 を上回ると思いますが「魅力を感じる」という事になると、圧倒的に2人のほうが上回ると思います。

それで、今回の論争の中、「Mnetがもっと バヒエ に焦点を当てていたら、こんなに問題にはならなかったのでは…」的な発言をする人もいるのですが、最初から見返してみても 元々 バヒエ を使っているシーンですら、正直カットしても構わないレベルのシーンばかりなので、バヒエ 自身に取れ高が無かったのは明白で、もしかすると、バランスを取るためこれでも増やしていたのではないかと感じるくらいです。

ダンスや歌は、そつなくこなすのが バヒエ の特徴ですから、評価時のマスターの言及も、オンエアーの通り、あまり無かったのではないかと思います。

ただ、逆に考えると、すでに基礎的な能力はあるわけですから、自分の武器さえ見つけることが出来れば、Kep1er(ケプラー)の中でも存在感を出して行くことは可能ではないかと思います。

それでは、今日はこのあたりで…