ガルプラが、オーディション番組として特異だったのは、すでにキャリアを重ねている参加者が多く、特に チェ・ユジン に至っては、CLCという、大手芸能事務所 CUBEエンターテインメントが手掛ける、韓国国内だけではなく、グローバルに活躍していたグループのメンバーで、すでにデビューから7年目のベテランが候補者に入っていたことです。
その他にも、Cherry Bullet からは3名ものメンバーが参加しました。
今回のガルプラは、通常のオーディション番組のコンセプト「少女が夢をつかむ」というよりは、「再生~Rebirth~」だったのではないでしょうか。
それは、まさにコロナ過からの再生で、現代社会の要求と重なり、必然だったのかもしれません。
実際、参加者へのインタビューのなかで、「コロナで事務所の経営状態が悪くなった…」との発言もありましたし、言及はありませんでしたが、岸田莉梨花 と 早瀬華 が所属していて、デビュー予定だった Orange Latte の情報が発信されなくなったのが去年の8月ということから見てもコロナの影響が大きかったことが想像できます。
年齢的にもオーディション番組としては高く、特に中国勢は過半数が20代。
ファイナル進出者も半数の9名が20代、最終メンバーは、1位 キム・チェヒョンが 19歳、2位 ヒュニンバヒエ が17歳、3位 チェ・ユジン が25歳、4位 キム・ダヨン が18歳、5位 ソ・ヨンウン が16歳、6位 カン・イェソ が16歳、7位 江崎ひかる が17歳、8位 坂本舞白 が21歳、9位 シェン・シャオティン が21歳と過半数は10代ですが、20代が3人で最年長が25歳です。
韓国では、デビューグループに25歳メンバーがいるというのは聞いたことがないですね…
まあ、僕が知らないだけかもしれませんが、韓国のガールズグループの全盛期は25歳より前のイメージがあります。
チェ・ユジン がインタビューの中で「事務所にグループでの活動はもう行わないと言われた」と話していたのは、コロナ過の影響だけではなく、年齢的にこれからさらに上は望めないという事務所の判断だったのかもしれません。
しかし、Kep1er(ケプラー)の活躍次第では、そういった韓国国内の状況も変わって、もっと年齢層の高いグループも増えてくるかもしれません。
Kep1er(ケプラー)には、コロナ過からの、再生の象徴となるような活躍をして欲しいです。
それでは、今日はこの辺りで…