ZILLY’s blog

過去のさまざまなブログを合体。新しくも書いていきます。

Kep1er ~'O.O.O' Dance Practiceを見て~

ガルプラこと、Girls Planet 999から誕生した「Kep1erケプラー)」のYouTubeチャンネルが2021/11/8に開設され、2021/11/9に最初の動画 「‘O.O.O’ Dance Practice」が投稿されました。

今日は、この動画を見た感想を書きたいと思います。

まず、この動画が撮影されている場所ですが、「WAKE ONE」と壁に書かれていますので、所属事務所、Wake One Entertainmentのスタジオでの撮影だと思われます。

このスタジオの印象ですが、無駄なものがなく、スッキリと洗練されていて、また色がブルー系で統一されています。

スタジオの色として、ブルーを使った場合、集中しやすいと思います。

また、スッキリと洗練されているというのも、集中しやすい環境ですので、WAKE ONE はレッスンでの集中力を、意図的に重視しているのが分かります。
※ オレンジorグリーン=気楽・行きやすい、イエローorピンク=楽しく・エンジョイ、赤=情熱的に・力強く

また最初にあげた動画が「‘O.O.O’ Dance Practice」という事で、もちろん他のレッスンはデビュー曲がらみの為、上げられないというのもあると思いますが、メンバーが一番多く取り組み、思い入れも高いであろう「O.O.O」のレッスンを再度行ったのは、最初にKep1erとしての基準、つまり「ガルプラでやったパフォーマンスが基準ではないよ」という事をメンバーに示したのではないかと思います。

というのも、第一次最終投票の指標として公開された「O.O.O」と比べても、非常に洗練された印象を受けたからです。

また、ガルプラ時にはオーディションという性質上からも、全員が同じ曲をパフォーマンスすることで、より個々の違いを明確にした部分もあると思いますが、デビューに向けて統一した方向性を示す必要があったのではないでしょうか。

とはいえ、もちろん個性をなくしたという事ではなく、個性は、はっきりと感じ取れます。

実際、ダンスではやはり、江崎ひかるは頭一つ抜けていて、重心の安定、アイソレーションの大きさ、ひねりの大きさ、ポーズの美しさ、ポーズに入るまでのスピード=ポーズを見せる長さ、などもう他の追随を許しません。

しかし、それでも違和感ないくらいまで、他の人のキレや洗練度が上がっています。

また、個性の部分では、カン・イェソの勢いのあるダンスは見ていて非常に気持ちよく。

坂本舞白のダンスは、いい意味でキュートな魅力があるのですが、この個性が逆に「ITZYに選ばれなかった理由なのかもな」と思ってしまいます。

そして、動画としての見どころは、やはりセンターがローテーションして、全員のセンターが見れるフォーメーションになっているところです。

シンプルで自然ですが、振り付けする方は結構難しいフォーメーション組みだったんじゃないかと思います。

最後に、この動画の印象で語るには早計ですが、Kep1er のコンセプトは、今までのゴージャスな楽曲を作って来た K-POP から、もっとシンプルにそぎ落とし洗練された、世界的な音楽の流れの方向にシフトしたものになるのではないでしょうか。
※今までの ゴージャスな楽曲を作って来た K-POP ⇒ メインボーカル、リードボーカルに、ラッパーさらにはダンサー、ビジュアルと明確にポジション分けをして、それぞれの持ち味をひとつの楽曲の中で生かすという全部盛りの事。


それでは、今日はこのあたりで…