ZILLY’s blog

過去のさまざまなブログを合体。新しくも書いていきます。

「過去最大級の不況が…」        ~投資はじめました…Vol,7~

 前回、「不況の前から買っておく価値のある株の条件」について書いたのですが、最後に「もしかすると暴落時期が、少し想定と違う事になるのかも?」と感じた為、投資先を少し見直す事にしました。と締めくくりました。

 というのも、現在FRBによる利上げが凄いスピードで進行しているにも関わらず、GDPがプラスになったりと状況的に考えるとおかしなことがポツポツ出始めました。

もちろん、この米国経済にとってのプラス材料は「過去の歴史を振り返ると、利上げの後には不況が来ていたので、今回も不況が来る!」という理論は今回には当てはまらない! これはその兆し!… なら良いのですが、どうもそういう事ではなく、GDPがプラスになった原因は、「中間選挙前のばら撒き&公共支出にあるのではないか?」と思うのです。

 つまり、元々コロナショックからの経済回復の為に市場へのばら撒き政策をFRBが取ったことがインフレの大きな原因でしたが、今度はそのインフレを抑制する為に金融引き締めを行って景気を殺してでもインフレを抑えようと現在FRBが利上げしている訳ですが、バイデン大統領は「先の事は知るか!中間選挙さえよければいいんじゃ!」と言わんばかりにばら撒き&公共支出を行って金融引き締めの効果を台無しにしているんではないかと感じています。
※ちなみにガソリン価格が下がったのも政府が災害や戦争などの緊急時用に備蓄しているガソリンを放出したからなので、来年も続けて放出…は不可能です。

 もし、それがGDPの上昇などのおかしな事が起こっている原因だった場合、暴落時期は想定より後ろにずれるものの、再度インフレの波が押し寄せ、FRBは今以上の金融引き締めを余儀なくされ、その後に起こる「不況の大きさは過去最大級となるのではないか?」と感じているのです。

 つまり、前々回に不況の時期について「今から数ヶ月~一年程度の間に起こるのでは?」と書きましたが、もっと絞った想定時期としては「来年の春先~初夏にかけて」起こるのではと考えていたのですが、この状況を踏まえると始まりは「来年の秋以降、もしかすると再来年もあり得るのでは?」といった時期になり、不況の規模はリーマンショックを上回り、ITバブル崩壊並みではないかと想像してしまいます。

ちなみにITバブル崩壊時にはS&P500が49%下落、ナスダックが70%下落し、株価を取り戻すのにS&P500は5年以上、ナスダックは10年以上かかっています。

 当時、ナスダック株がひどい結果になったことを考えると、今回も大きく下げる可能性が高いのでナスダック株は推している以外の理由での購入は避けた方がよさそうですね。

 
 今回はこの辺りにして、次回見直した投資先について書きたいと思います。



続く~