昨日に引き続き、TIF最終日の参戦報告です。
今回のTIFでは、朝から DOLL FACTORY のキャパシティがまさかの140人と想定より遥かに少なかった為、なかなか入れないといった、思い通りに行かない事もあったのですが、夜の SKY STAGE はそんなの比べ物にならないくらい大変でした…
まず本題に入る前に、昨日のおさらいですが、どういう順番でステージを見たか書きますね。
※黒丸数字は普通にライブを楽しんだのとはちょっと違うパターン
❶ DOLL FACTORY 10:00~ Lily of the valley(並び中の音漏れだけ。)
② DOLL FACTORY 10:30~ テラス×テラス
③ DOLL FACTORY 10:45~ プランクスターズ
④ DOLL FACTORY 11:15~ SOL
⑤ DOLL FACTORY 11:30~ PiXMiX
⑥ DOLL FACTORY 11:45~ なこみく(HKT48)
⑦ SMILE GARDEN 13:15~ HKT48
⑧ SMILE GARDEN 13:55~ Devil ANTHEM.
⑨ HOT STAGE 14:55~ 神使轟く、激情の如く。
⑩ HOT STAGE 15:20~ メインステージ争奪LIVE WINNERステージ
(出演:JamsCollection・群青の世界・STAiNY・アンスリューム)
⑪ HOT STAGE 15:50~ AKB48 Team 8
⑫ SMILE GARDEN 16:55~ ≠ME
⓭ SMILE GARDEN 17:25~ Task have Fun(2曲目「3WD」まで)
⓮ SMILE GARDEN 18:20~ 大阪☆春夏秋冬(並び中、遠目に楽しみました)
⓯ SMILE GARDEN 18:40~ フィロソフィーのダンス(並び中、遠目に楽しみました)
⓰ SKY STAGE 19:45~ Devil ANTHEM. (階段で音だけ堪能しました。)
⓱ SKY STAGE 20:00~ フィロソフィーのダンス(ステージまで到着しませんでしたが堪能しました。)
Vol,1では⑧の SMILE GARDEN での Devil ANTHEM. まで書きました。
その後、 SMILE GARDEN を後にして、HOT STAGE に向かいましたが、ここでも想定外なことに、例年は公園を真っすぐ進んで、HOT STAGE(Zepp DiverCity)まで行けるのですが、今年は途中の大きな通り(青海・有明南連絡線)を渡ったところで、公園が高い塀に囲まれ、閉鎖されているのです。
その為、公園の外側を大回りして行かなくてはならず、通常 約500m程度の距離だった SMILE GARDEN と HOT STAGE の距離が、1km以上の距離になってしまっているのです。
結果、思っていた移動時間、7~8分くらいのつもりが、15分程度かかってしまいました。
また、この時間が かなり微妙で、思いきって ゆりかもめ を使って移動しても、多分同じくらいか、少し時間が掛かる感じなんです。
そんなことはありましたが、HOT STAGE の空席待ち並びが150人弱と少なかったので、ライブ中だった 26時のマスカレイド 終わりの入れ替わりで 神使轟く、激情の如く。 のライブが始まってすぐに入ることが出来ました。
「神使轟く、激情の如く。」通称 神激(シンゲキ)のライブを観るのは、だいたい1年ぶりですが、激しさは変わらない印象なのに、洗練されてきた感があります。
神激の魅力は、楽曲、パフォーマンスの激しさ、メンバーの個性が立っている事、さらに 生牡蠣いもこ の、文字にすると、わざとらしくて、恥ずかしいような言葉ですが、いもこが口にするとそうは感じさせないメッセージが、特に若い層には刺さるのではないでしょうか。
さらに、どう見てもオーバースペックな会場にチャレンジしてきたのも、大きな魅力です。
そしてついに、来年の3月30日には、なんと 日本武道館 単独公演 を行うことが決まっています。
過去のまだ無名と言えるような状況での Zepp公演 などは、まだ理解できるのですが、「日本武道館」はやりたいからやらせてもらえる会場ではありませんので、正直 驚きました。
ステージを観て感じた洗練も、今までのチャレンジの結果だと思うのですが、日本武道館 単独公演 こそ、今までのチャレンジが積みあがった結果なのではないかと思います。
神激 終わりに運よく、ほぼセンターの一般席の3列目くらいまで前に行けました。
※全体の7列目です。
次は、 メインステージ争奪LIVE WINNERステージ(出演:JamsCollection・群青の世界・STAiNY・アンスリューム) WINNERステージとなっていますが、決勝戦が行われるはずだった、初日が台風で中止になった為、決勝に勝ち残った4組によるステージとなりました。
この中で初見じゃないのは 群青の世界 のみで、他3組は初見です。
レビューするのは 「アンスリューム 」です。
まず、衣装がゴスロリなのですが、簡易な制服コスプレ風なものや、ゴスの象徴十字架をあしらったもの、また ヘッドボンネット、手袋、前掛まで装備したものまで、メンバーそれぞれに分けられています。
何かの暗示だったり、個性に当てはめたものかと思いましたが、ホームページを見るとそうでもないようです。
衣装が気に掛かりすぎて楽曲やパフォーマンスの印象が残っていません…
そして次は「AKB48 Team8」です。
「TIF2021 ~最終日ピックアップアイドル紹介~」でも書いた通り、イベント軽視のAKB48とは思えない、坂口渚沙 、横山結衣 、本田仁美、小田えりな、永野芹佳 、行天優莉奈、下尾みう、倉野尾成美 という最高の布陣です!
AKB48劇場公演では通常16人、シングル選抜では16人~24人が通常ですが、今回は8人なので「どうなんだろう?」と思いましたが、これだけ個性と実力が揃うメンバーなので、逆に8人と人数が絞られたおかげで個々の個性が際立っていました。
@JAM EXPOでは醜態を見せた AKB48 Team8…、というか AKB48 Team8 運営(人選が酷かった)ですが、最高のメンバーを揃えれば素晴らしいパフォーマンスを発揮できることを証明しました。
AKB48史上、最高難易度のダンス…、というか、ダンサーがやっても相当高いダンス難易度の新曲「根も葉もRumor」を披露。
選抜以外のメンバーも、まさかこのクオリティまで、仕上げてくるとは…
2曲目、3曲目は西日本選抜「Choose me!」、東日本選抜「遠距離ポスター」と別れて4人編成でのパフォーマンスが、またさらに個性が際立って素晴らしい!
今のAKBを復活させる方法があるとすると、もしかしたら、今まで増やし続けた人数を、クオリティ優先で、一気に絞ることなのかもしれません。
今回のTIF2021で僕が観たグループの中で、AKB48 Team8 が MVP です!
※ AKB48 Team8 については、またの機会に単独の題材としてブログに書いてみたいです。
さあ、HOT STAGE を出て、SMILE GARDEN に逆戻りです。
一回往復するだけで30分弱かかりますから、TIFのエリアは、HOT STAGE と SMILE GARDEN& DOLL FACTORY&SKY STAGE に分断した状態です。
SMILE GARDEN に戻って一発目は「≠ME」です。
指原莉乃プロデュース、「=LOVE」に続く第2弾です。
初見ですが、これ多分、指原の実験場ですね。
リズムと歌詞の音ハメ感を追及しているんじゃないかと思います。
実は、秋元康は歌詞の音ハメが素晴らしいのですが(もちろん他にも色々 隠し技 持ってますが)、指原も弟子らしく、=LOVE でも2ndシングル以降は、見事な歌詞の音ハメを見せていましたが、≠ME は、よりリズムを追及したスタイルのようです。
「リズムを制する者は世界を制す」ので、下手すると、坂道の次に来るアイドルの大波は「≠ME」かもしれません。
やっぱり指原は恐ろしい女です。
この後、Task have Fun を2曲目の超代表曲「3WD」まで楽しんだところで、SKY STAGE に移動です。
この時の時刻が17:35くらいで、「SKY STAGE 18:00~の ukka に間に合うかな? それが無理でも、まあ 19:00 からの FES☆TIVE までには、いくら何でも着くだろう。」なんて、簡単に考えていたんです。
というのも、ここまで何度か DOLL FACTORY の並び状況を確認したときは必ず100名以上いましたが、SKY STAGEの方は、100名以上並ぶのは稀で、列ができていない状態も何度か見かけていたんです。
だから SKY STAGE への道のりを、軽く考えていました。
ところがこの後、最後まで僕がSKY STAGEにたどり着くことはありませんでした…
つまり、17:35~20:15 の2時間40分並んで、なんとか最後の階段を登り切り、遠く回廊の先に SKY STAGE が望めるところまでやって来るのがやっとだったので、それは 最悪のエンディングだったのか? というと、実は全く逆で、とても満足したエンディングだったのです。
では、なぜそのようなエンディングになったのか…
17:35に並んだ時点でエレベータまでに並んでいる人数は150人前後、僕は「もうちょっと早く来れば良かったかな?」と思いましたが、この時点では、「ukka が見れないかもしれないな~」と思った程度で、事の重大さに気付いていません。
エレベータまでの並びが、先程の半分を切った辺りから、ほとんど前に進まなくなります、この時がだいたい18:00前です。
もうほとんど前に進む様子は無く、降りてくるエレベータには、ほとんど人が乗っていません。
「なぜこんな状況になっているのか? 何を読み間違えたのか?」考えました。
よく考えると、僕が AKB48 Team8 目当てで HOT STAGE に入る前から、HOT STAGE 17:20~の最後のブロックに入る為の行列がずいぶん長くなっていたんです。
「あの列は、どう考えても、半分も入らなかったのではないか?」
もしそうだとしたら、あぶれた人はどこに流れるかを考えた時に、エンディングブロックの魅力で考えると、アイドルファンがもっとも興味ないのは、明らかに SMILE GARDEN の「IDOL CLUB NIGHT2021 ~アフターパーティー」でしかも、SMILE GARDEN が最もキャパシティが多い。
となると、DOLL FACTORY、SKY STAGE のどちらに入りやすいかを考えると、いつも100人以上の行列が絶えなかった DOLL FACTORY より SKY STAGE が選ばれた可能性が高い。
また、これはHOT STAGE入場もれに限らず、TIFに参加した人の多くが、最後のエンディングブロックを選んだ時も、同じく消去法で残っているのは、SKY STAGE だけではないかと思うのです。
tweetを確認すると、19:00の時点で3時間並んでいる人がまだ SKY STAGE にたどり着けないとの事。
いや~、TIF2019でも、最終日の最後のステージは、当時2押しだった soratob sakana が大トリだった SKY STAGE を選んだのですが、その時はこんなに入れない状況ではなかった…
やはりステージの減少、キャパシティの格差がこういう結果を招いたようです。
でも、不思議なもので、ここまで待って入りたいのに入れない、聞きたいのに聞けないという状況になってくると、「もうステージに着くとかどうでもいいから、とにかく音が聞けるとこまで行きたい!とにかく一緒の空間を味わいたい!」と思うようになってきます。
そして、並んでから2時間を過ぎた 19:40、ついにエレベーターで屋上へ、そして急いで階段を上がると、やはり階段にも行列が…
しかし、もうそんなことは関係なく、19:45の Devil ANTHEM. のステージが始まると、歓喜です!
もうここまでくると、見えないとか、全く関係ありません!
気持ちの高まりは最高潮です!
そして、Devil ANTHEM. のステージが終わると多くの人が SKY STAGE から地上へ降りていった為、ついに最屋上の回廊までたどり着き、フィロソフィーのダンス のステージを目にすることが出来ました。
最屋上の回廊から、遥かに離れたステージを望み、周りは一面夜景で、一昨年のTIFの最後の SKY STAGE も素晴らしかったですが、「ステージからこんなに距離を置いた空間から眺める夜景と、幻想的なステージを照らす照明が、こんなにも美しかったのか!」と驚きます。
エレベータ並びで聞いた、SMILE GARDEN での フィロソフィーのダンス は、代表曲を中心とした、アップテンポでノリの良い曲を集めた展開でしたが、打って変わって SKY STAGE ではしっとりと聞かせるナンバーで、まさに夜景に溶け込むサウンドです。
またこのスウィートなソウルナンバーが、ゴスペルで育った僕の心を揺さぶり、「確かに並びは大変だったけど、これがなかったらこの景色に気付くこともなかったのかも知れない…」
これで、僕のTIF2021は終了です。
皆さんは、どんなTIF2021を体験したでしょうか?
僕にとって東京アイドルフェスティバルは、毎回開催中に非常に不快に感じる事、特に運営に対してですが、そういったことが起こるのですが、最後には、「今年のTIFも、終わってみると最高だったな~」と感じるのです。
不思議ですね。
「TIF2021 〜最終日、参戦報告 Vol,2〜」はこのあたりで終わりたいと思います、それでは~