ZILLY’s blog

過去のさまざまなブログを合体。新しくも書いていきます。

アイドル・オーディション ~選ぶ基準~

今、ABEMA TVで、ガルプラこと、Girls Planet 999が放送されていますね。

遅ればせながら、僕も先週から見ています。

ガルプラは K-POP アイドルのオーディションですので、割と基準は明確で、視聴者投票ではありますが、パフォーマンスや歌唱力が重要です。

というか、日本以外の国では基本的に、オーディションは実力主義です。

日本の芸能オーディションでは、古来(昭和の時代)より、実力よりもスター性が重視されて来ました。

面白いところでは、昔、ホリプロと中国の芸能事務所がタッグを組んで、中国で大々的にホリプロスカウトキャラバンの中国版みたいなのを行いましたが、日本人審査員と中国人審査員が揉める揉める。

中国人審査員はまるでオリンピックの体操競技を採点するかの如く、オーディション当日に披露した芸に対して点数をつけるのに対し、日本人審査員の採点基準は、将来性とかスター性とか、なんとも基準のあいまいなものを主張するもんだから、中国人審査員が怒る怒る!(笑)

まあ、それから考えると、K-POP アイドルのオーディションはその間と言えるかもしれませんが、まあどちらかと言うと、中国の方に近いと思います。

日本の場合は、他にも、そのオーディション独特の審査基準があったりします。

有名なところでは、ラストアイドルの場合、複数の審査員の中から、その時に指名された一人の審査員が独断と偏見で勝ち負け(脱落)を決めるというものでした。

他にも、AKB48グループの場合、審査員の平均点が高い人ではなく、「平均点が低くても、一人の審査員から強い支持を得た人を合格させる」と 秋元康 は言っています。

なるほど、「ブス選の審査員が選んだんではないか?」と思うメンバーが頭をよぎるのは内緒です。

では、今トップアイドルといえば、乃木坂46、櫻坂46、日向坂46の坂道シリーズですが、坂道シリーズ特有の審査基準は公開されていませんが、個人的に一番重視しているのではないかと思っているものがあります。

顔面偏差値ナンバーワンと言われる乃木坂46ですが、一番重視している基準はそこではなく、育ちの良さではないかと思います。

まあ、つまりは、有名私立大付属の幼稚園と同じ基準ということです。

最初は一番ではなかったかもしれませんが、少なくとも現在では、育ちが一番の選択基準になっているのではないかと感じています。

多分、ひらがなけやきのオーディションから、一番の選択基準に変わったのではないかと感じています…



実際、アイドルヲタクを長くやっていると、多人数グループで問題が起こった時に、それを引き起こしたメンバーは、家庭環境や通った学校に問題がある人が多くいることに気付きます。

そして、育ちの良さは時が経てば経つほどにグループ全体の雰囲気に違いが出てきます。

坂道シリーズには明らかにそれがあり、もう偶然ではなく、ある時からそれが確固とした狙いで行われたのではないかと感じているのです


AKB48はブームの山の頂点を後ろにずらす事で、山を大きく、余韻を長く取ることに成功しましたが、坂道シリーズは、その凛とした佇まいにより、この地位をまだ当分は維持して行くのではないでしょうか…




それでは、今日はこのあたりで…